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Global Collider

MA Global Collider コンポーネントを使うことで、自分のアバターの中に他のアバターと干渉できるコライダーを 設定できます。

Global Collider

いつ使うべきか?

ほかのアバターのダイナミックス(例:VRChat のPhysBones)に干渉できるギミックを作る時に便利です。

使用例

  • ギミックや小道具にコライダーを追加して、他のアバターの PhysBone と相互作用させる。
  • VRChat の手(Hand)コライダーの位置を移動して、掴み位置を変える(例えば口元に移動して噛むような表現をするなど)。
  • コライダーを持ったゲームオブジェクトをアニメーションさせて、武器の反動や衝撃波の効果を表現する。

いつ使うべきでないか?

プラットフォームによってはグローバルコライダーの数に制限があったり、使用するとパフォーマンスに悪影響が出る場合が あります。したがって、このコンポーネントは必要最小限にとどめてください。特に、VRChatの場合は、6つ以上Global Colliderを 使用すると、人差し指のコライダーが上書きされるので注意が必要です。

何をするのか?

このコライダーは、Modular Avatar に対して「この Transform に対してグローバルコライダーを作る」よう指示します。 グローバルコライダーとは、他のアバターと干渉できるコライダーのことです。VRChatでは通常、指などの特定の組み込み コライダーのみが他アバターと相互作用できます。

このコンポーネントは任意のゲームオブジェクトに置けます。標準的なカプセルコライダーやVRChatのPhysBone用コライダーと 同じように、形状を定義して使用できます。

実装の仕方はプラットフォームによって異なる可能性があります。VRChat 上ではグローバルコライダーの数が限られている ため、このコンポーネントは既存のグローバルコライダー(指や手など)のいずれかを差し替えてグローバルコライダーを 実現します。

他のプラットフォームでは、別の方法で実装する場合があります。

手動割り当て

VRChat 上では、このトグルを有効にすると、どのコライダーを MA Global Collider が差し替えるかを手動で指定できます。 注意点として、一覧にある全てのコライダーが他アバターの PhysBone と物理的に衝突するわけではありません。 Head、Torso、Feet は「コンタクト送信のみ(contact sender)」であり、他アバターの PhysBone に対する物理的な衝突を 与えません。

低優先度コライダー

手動割り当てが有効な場合にのみ利用可能です。低優先度に設定された Global Collider は置き換え可能として 扱われます。同じコライダーを別の Global Collider がリマップした場合、低優先度の方は警告なしに上書きされます。