Bone Proxy
Bone Proxyを使うことで、プレハブ化したオブジェクトを元のアバターのボーンの中に配置することができます。 たとえば、Clapサンプルでは、アバターの手の中にオブジェクトを配置するために使います。
Bone Proxyは同時に元の位置を指定するアニメーターを調整し、移動先のパスを指定するように変更します。
いつ使うもの?
アバターの既存オブジェクトの中に物を配置したい時に使います。
非推奨の場合
Bone Proxyは衣装向けのものではありません。代わりにMerge Armatureを使いましょう。
セットアップ方法
Bone Proxyコンポーネントをプレハブの中のオブジェクトに追加して、移動先オブジェクトをターゲットにドラッグアンドドロップ。 指定した移動先オブジェクトに移動させられます。
プレハブでの仕様
指定したオブジェクトを 元に、自動的にヒューマノイドボーンとその先の相対パスに変換するため、 プレハブとして保存してもオブジェクトの引用を復元できます。
内部設定を直接いじりたい場合は詳細設定を開いてください。
配置モード
使い方に応じて、配置するモードが二つあります。
「子として・ルートに配置」の設定では、Bone Proxyがアタッチされているオブジェクトがターゲットのオブジェクトの子になり、 位置や姿勢がその親と同じになります。アバターに依存しないプレハブに推奨されます。サンプルのClapやFingerpenもこのモードです。
「子として・ワールド位置と向きを維持」の設定では、Bone Proxyがアタッチされているオブジェクトがターゲットのオブジェクトの子になりますが、 位置や姿勢がワールド座標で維持されます。このモードはアバターに依存してしまうが、例えばClothコライダーの配置などに便利かもしれません。
位置・向きの片方だけ元のままにして、もう片方をボーンに合わせることも可能です。複雑なギミックを作るときに役立つ場合もあるかもしれません。
Bone Proxyのターゲットを設定する時は、ターゲットとの相互位置や姿勢を参考に、配置モードが設定されていない場合は自動的に設定されます。